更新日:2024-03-07 (木) 19:30:25

授業回に必要な成績管理の列だけを表示する

 LMSの成績管理画面には,学生の成績が一覧で表示されます. LMSで作成したテストや課題,ビデオの閲覧状況,また独自に作成した列などが表示され,膨大な量となっている場合もあります.
 この成績管理から第○回に必要な情報のみを確認したいとなると大変な作業となります. そこでお勧めな機能が「スマートビュー」機能です. 「スマートビュー」は条件に一致した特定の成績列を表示するための機能で,一度設定したスマートビューは保存することができ,「お気に入り」に設定すると成績管理のメニューに表示され,簡単に利用することができます.

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スマートビュー機能を利用して成績一覧から一部を選択して表示する

 スマートビューの設定は以下の流れで行います.

 ここでは,第2回授業のテストや課題などをまとめて表示させる設定を例に説明いたします.

カテゴリの作成

  1. 成績管理画面を開きます
    1. 「コントロールパネル」の「成績管理」から「成績管理全体」をクリックします
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  2. カテゴリを作成します
    1. 成績管理画面の「管理」から「カテゴリ」を選択します
      tips_smartview2.png

    2. 「カテゴリの作成」ボタンをクリックします
      tips_smartview3.png

    3. カテゴリの作成画面が開いたら,名前フィールドに新規で作成するカテゴリ名を入力します
      ここでは,「第2回」にしています
    4. 「送信」ボタンをクリックします
      tips_smartview4.png

    5. カテゴリ画面の一覧に新規作成したカテゴリが追加されます
    6. 「OK」ボタンをクリックし,成績管理画面に戻ります
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作成したカテゴリに変更

  1. 成績管理の列にカテゴリを設定します
    1. 成績管理画面の「管理」から「列の編成」を選択します
      tips_smartview6.png

    2. 列の編成画面が開いたら,カテゴリを設定したい列名の左横のチェックボックスにチェックを入れます
      ここでは,第2回のテストや課題にチェックを入れています
    3. チェックボックスにチェックを入れたら,「カテゴリを変更...」を開き設定したいカテゴリ名を選択します
      ここでは,「第2回」を選択しています
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    4. カテゴリ欄が変更されたことを確認します
    5. 「送信」ボタンをクリックします
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スマートビューの作成と設定

  1. スマートビューを設定します
    1. 成績管理画面の「管理」から「スマートビュー」を選択します
      tips_smartview9.png

    2. 「スマートビューの作成」ボタンをクリックします
      tips_smartview10.png

    3. スマートビューの作成画面が開いたら,各項目を入力,設定します
      1. 名前フィールドに新規で作成するスマートビュー名を入力します
      2. 成績管理のメニューに表示させたい時は,「お気に入りとして追加」項目にチェックを入れます
      3. 表示させたい列の選択条件を設定します ここでは,「第2回」カテゴリに設定した列を表示させたいため以下のように設定しています
        名前     : 第2回
        ビューの種類 : カテゴリおよびステータス
        基準の選択  : カテゴリ 第2回,ユーザ すべてのユーザ
        フィルタ結果 : すべてのステータス
    4. 「送信」ボタンをクリックします
      tips_smartview11.png

  2. 表示の確認をします
    1. スマートビュー画面で項目が追加されていることを確認し,名前をクリックします
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    2. または,「お気に入りとして追加」にチェックを入れた場合,成績管理のメニューに追加されていることを確認し,名前をクリックします
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      ※ 冒頭に示した表示例のように,設定した列のみが表示されることを確認できれば,設定完了です.

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