更新日:2024-03-07 (木) 19:30:25

テスト問題の一括アップロード

LMSでは,テストやプールに複数の問題を一括で入力(アップロード)することもできます.
各問題によって決められた書式に従ってアップロード用のファイルを作成し,LMSコース内のテストやプールの「質問のアップロード」メニューでファイルを指定をすることで,問題が一括入力されます.

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問題の一括入力には,入力できる問題の種類や項目に制限があります.入力できる問題のタイプと書式については下記の項目をご覧ください.

問題の一括入力用の書式

 一括入力で記述する書式は,問題によって異なります.書式の最新の情報は,テスト編集画面で「質問をアップロード」をクリックしたときに,画面上部に表示されている「詳しいヘルプ」を参照してください.
 入力ができるのは「問題文」,「選択肢または解答文」,「正解」のみです.数式,画像は入力できません.また,入力にあたっては,表下部のファイル作成時の注意もあわせてご覧ください.

表の<TAB>部分は,キーボードの「Tab」キーを入力してください.

問題タイプ書式備考
多肢選択問題MC<TAB>問題文<TAB>選択肢1<TAB>correctまたはincorrect<TAB>選択肢2<TAB>correctまたはincorrect<TAB>選択肢<TAB>correctまたはincorrect」の部分は選択肢の数だけ繰り返し記述します.解答の最大数は100です.
correct…正解,incorrect…不正解
複数回答問題MA<TAB>問題文<TAB>選択肢1<TAB>correctまたはincorrect<TAB>選択肢2<TAB>correctまたはincorrect<TAB>選択肢<TAB>correctまたはincorrect」の部分は選択肢の数だけ繰り返し記述します.解答の最大数は100です.
correct…正解,incorrect…不正解
正誤問題TF<TAB>問題文<TAB>true または false
穴埋め問題FIB<TAB>問題文<TAB>解答<TAB>解答」の部分は、正解の数だけ繰り返し記述します.解答の最大数は100です.
複数穴埋め問題FIB_PLUS<TAB>問題文<TAB>変数名1<TAB>変数名1の解答1<TAB>変数名1の解答2<TAB><TAB>変数名2<TAB>変数名2の解答問題文には穴にする部分を[変数名]で記述します.
組み合わせ問題MAT<TAB>問題文<TAB>項目1<TAB>項目1の解答<TAB>項目2<TAB>項目2の解答<TAB>項目1<TAB>項目1の解答」は,含まれる正解の数だけ繰り返し記述します.解答の最大数は100です.
文章完成問題JUMBLED_SENTENCE<TAB>問題文<TAB>選択肢1<TAB>変数1<TAB>選択肢2<TAB>変数2<TAB>選択肢3<TAB>変数3質問文の中に正解の[変数名]を記述します.選択肢のあとの変数名で正解を指定します.
並べ替え問題ORD<TAB>問題文<TAB>解答1<TAB>解答2<TAB>解答3
数値問題NUM<TAB>問題文<TAB>解答
記述問題SR<TAB>問題文<TAB>解答例
作文問題ESS<TAB>問題文<TAB>解答例
質問文作成問題QUIZ_BOWL<TAB>問題文<TAB>質問用語1<TAB>質問用語2<TAB>語句1<TAB>語句2
ファイル提出問題FIL<TAB>問題文
評価/リッカート問題OP<TAB>質問文
  • ※以下の問題は一括入力できません.
    • 数式計算問題,二択問題,画像の座標指定問題
  • ファイル作成時の注意
    • 1行に1問の問題を記載します.途中で改行は入れられません.
    • 行と行の間に空白行が入らないようにします.
    • 一回に入力できる問題の数は500問までです.
    • ファイルにヘッダ行は含めないでください.
    • インポートするファイルはタブ区切りのテキストファイルで,文字コードを「Unicode(UTF-8・BOM付)」にして作成します.
      • ファイルの作成の仕方は以下の「インポート用ファイルの作成方法」をご覧ください.

インポート用ファイルの作成方法

インポート用のファイルはタブ区切りのテキストファイルで,文字コードを「Unicode(UTF-8・BOM付)」にして作成する必要があります. 作成方法がわからない方は,以下の手順を参考にしてお試しください.

  1. 以下のどちらかの手順で,インポート用のファイルを作成します
    1. テキストファイルで作成します
      1. メモ帳を起動します
      2. 一括入力用の書式に従って問題を作成します
      3. 保存する際に,文字コードに「Unicode(バージョンによってはUTF-8(BOM付き)」を選択します
    2. Excelを利用して作成します
      1. Excelのセルに,一括入力用の書式に従って問題を入力します
        ・入力の際は<TAB>部分でセルを区切ります.
        ・例えば多肢選択問題であれば,セルA1に「MC」,セルB1に「問題文」,セルC1に「選択肢1」,セルD1に「correctまたはincorrect」と入力します.
      2. 保存する際に,ファイルの種類に「Unicodeテキスト(*.txt)」を選択します
  2. LMSにインポートします
    1. LMSコースを開きます
    2. インポートしたいテストを「テストの編集」で開きます(テストを作成していない場合は,テストを作成します.)
    3. 画面上部の「質問のアップロード」をクリックします
    4. 「インポートする質問を含むファイル」で「参照」をクリックします
    5. 作成したファイルを指定します.
    6. 「質問ごとの点数」に各質問の配点を入力します
    7. 「送信」をクリックします

サンプルファイル

メモ帳やExcelで開いて編集できます.テンプレートとしてお使いください.


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