LMSでは,テストやプールに複数の問題を一括で入力(アップロード)することもできます.
各問題によって決められた書式に従ってアップロード用のファイルを作成し,LMSコース内のテストやプールの「質問のアップロード」メニューでファイルを指定をすることで,問題が一括入力されます.
問題の一括入力には,入力できる問題の種類や項目に制限があります.入力できる問題のタイプと書式については下記の項目をご覧ください.
一括入力で記述する書式は,問題によって異なります.書式の最新の情報は,テスト編集画面で「質問をアップロード」をクリックしたときに,画面上部に表示されている「詳しいヘルプ」を参照してください.
入力ができるのは「問題文」,「選択肢または解答文」,「正解」のみです.数式,画像は入力できません.また,入力にあたっては,表下部のファイル作成時の注意もあわせてご覧ください.
表の<TAB>部分は,キーボードの「Tab」キーを入力してください.
問題タイプ | 書式 | 備考 |
多肢選択問題 | MC<TAB>問題文<TAB>選択肢1<TAB>correctまたはincorrect<TAB>選択肢2<TAB>correctまたはincorrect | 「<TAB>選択肢<TAB>correctまたはincorrect」の部分は選択肢の数だけ繰り返し記述します.解答の最大数は100です. correct…正解,incorrect…不正解 |
複数回答問題 | MA<TAB>問題文<TAB>選択肢1<TAB>correctまたはincorrect<TAB>選択肢2<TAB>correctまたはincorrect | 「<TAB>選択肢<TAB>correctまたはincorrect」の部分は選択肢の数だけ繰り返し記述します.解答の最大数は100です. correct…正解,incorrect…不正解 |
正誤問題 | TF<TAB>問題文<TAB>true または false | |
穴埋め問題 | FIB<TAB>問題文<TAB>解答 | 「<TAB>解答」の部分は、正解の数だけ繰り返し記述します.解答の最大数は100です. |
複数穴埋め問題 | FIB_PLUS<TAB>問題文<TAB>変数名1<TAB>変数名1の解答1<TAB>変数名1の解答2<TAB><TAB>変数名2<TAB>変数名2の解答 | 問題文には穴にする部分を[変数名]で記述します. |
組み合わせ問題 | MAT<TAB>問題文<TAB>項目1<TAB>項目1の解答<TAB>項目2<TAB>項目2の解答 | 「<TAB>項目1<TAB>項目1の解答」は,含まれる正解の数だけ繰り返し記述します.解答の最大数は100です. |
文章完成問題 | JUMBLED_SENTENCE<TAB>問題文<TAB>選択肢1<TAB>変数1<TAB>選択肢2<TAB>変数2<TAB>選択肢3<TAB>変数3 | 質問文の中に正解の[変数名]を記述します.選択肢のあとの変数名で正解を指定します. |
並べ替え問題 | ORD<TAB>問題文<TAB>解答1<TAB>解答2<TAB>解答3 | |
数値問題 | NUM<TAB>問題文<TAB>解答 | |
記述問題 | SR<TAB>問題文<TAB>解答例 | |
作文問題 | ESS<TAB>問題文<TAB>解答例 | |
質問文作成問題 | QUIZ_BOWL<TAB>問題文<TAB>質問用語1<TAB>質問用語2<TAB>語句1<TAB>語句2 | |
ファイル提出問題 | FIL<TAB>問題文 | |
評価/リッカート問題 | OP<TAB>質問文 |
インポート用のファイルはタブ区切りのテキストファイルで,文字コードを「Unicode(UTF-8・BOM付)」にして作成する必要があります. 作成方法がわからない方は,以下の手順を参考にしてお試しください.
メモ帳やExcelで開いて編集できます.テンプレートとしてお使いください.