2011年度 授業支援システムをリニューアル! - WebCTからLMSへ

全学授業支援システムを現行のWebCTから新システムへリニューアルします.2011年度は新システムとWebCTを並行運用し,2012年度からは完全に新システムに移行します.新システムはLMS(エルエムエス)と呼びます.WebCTのようなシステムを表す普通名詞である学習管理システム(Learning Management System)の略語から名付けました.

新しい授業支援システムLMS

新システムとなるLMSは,米国Blackboard社のBlackboard Learn R9という現行のWebCTの後継にあたる製品です.WebCTと同等の機能を利用できる上,一般のWebサービスとの連携機能の追加や,ブラウザでの操作性の向上など,Webシステムとして格段に進化していて,活用の可能性がより広がります.なお,八王子キャンパスと宇都宮キャンパスで今年度に運用が始まる予定の教職課程履修者カルテシステムは,このLMS上で利用することとなります.

リニューアルの予定

リニューアルのスケジュールは次の通りです.

  • 2011年7月:LMS導入,WebCTとの並行運用開始
    (LMS講習会,コンテンツ移行,試用・先行活用)
  • 2012年3月:WebCT運用終了
  • 2012年4月:LMS全学運用開始

7月から3月の並行運用の期間中に,WebCTユーザの皆様が,LMSへスムーズに乗り換えていただける ように,LMSの講習会を何回か開催予定です.また,WebCTからLMSへのコンテンツの移行作業を行い,試用していただき,希望する教員には先行して実際の授業で活用していただく予定です.

コンテンツの移行作業

LMSへコンテンツを移行するためには,WebCTからコンテンツをコピーした後,LMS上でコンテンツを確認し,調整作業が必要になります.これらの作業のうち,授業担当の先生方にはLMS上での確認や調整作業をしていただくことなりますが,LT開発室がサポートいたしますので,ご安心ください.

LMSの講習会やコンテンツ移行の日程詳細については,後日お知らせいたします.また,ご不明な点はLT開発室にお問い合わせください.