Blackboard Collaborate Ultraとは,LMS上で利用できるオンライン会議(講義)システムです. 1セッションで250名まで(大規模利用の設定で最大500名まで)利用が可能です.
Collaborateの対応ブラウザは,Chrome(), Firefox(), Chromium Edge(), Safari()となります. 推奨はChrome(iPhoneやiPadはSafari)です.
コースメニューにCollaborateツールリンクを追加するか,コンテンツ内にCollaborateへのリンクを掲載しないと学生が利用できません.
Collaborateにはコースルームとセッションという2つの機能があります.
授業としての利用であればセッション機能がおすすめです.ここではセッション機能を用いた手順を説明します.
※既定の参加者ロールとは ・参加者…学生など,セッションに参加する者 ・プレゼンタ…モデレータ権限なしでプレゼンテーションを行う者 ・モデレータ…教員など,コースルームやセッションの管理しプレゼンテーションを行う者
セッション作成時に「ゲストアクセス」にチェックを入れると,そのコースに登録されていないユーザもセッションに参加できるようになります.
ゲストアクセス用セッションの作成方法と,セッションへのゲスト側の参加方法はこちらをご参照ください.
教員や複数の学生が,一度にマイク・カメラをONにしていると動作が重くなり,Collaborateが落ちることがあります.
それを回避するために以下のような設定をお薦めします.
チェックをはずすことで参加者は自由にマイク・カメラをON/OFFすることができなくなります.
学生に発言を求める時や許可する時は,学生のロールを「プレゼンタ」に変更します.
以下は各種機能の紹介となります.必要に応じて利用してください.
記録は配信することも可能です.
コースのコンテンツに配信する方法を例として記載します.
※記録の「処理」作業に時間を要することがあります.処理に時間がかかる要因としては, ・録画時間 ・セッションへの参加人数 ・録画数 の3点が考えられます.
※ファイル共有にてPDF資料を共有すると,資料の一部が表示されない現象が発生することがあります. Macを使用し,PowerPointで作成した資料をPDFに変換した場合に発生するようです. その場合は,画面共有をご利用いただくかPDFの変換方法を変えてご利用いただくよう お願いいたします.
PDFの変換方法はこちら
※Firefoxの場合は,以下のようにプルダウンから選択して「許可する」をクリックします
※アプリケーションの共有にてWindows Media Playerで再生している動画を共有すると, 画面が黒くなり表示されない現象が発生することがあります. Media Playerの動作制御に依存する問題となりますので,動画を共有する場合は Media Player以外の再生ソフトを利用することをおすすめします.
チャットの履歴は,記録を録画している場合に後から確認することができます. 確認手順は以下の通りです.
セッションに参加している人は以下のボタンからフィードバックを送信したり,挙手をすることで発言の許可を求めることができます.
※ブレイクアウトグループ中は記録ができません. また,記録ができないために,グループ内でのチャットの履歴についても残すことができません. 記録中にブレイクアウトグループを開始した場合は,一度記録が停止されてしまいますので, 終了後に再度「記録の開始」をクリックする必要があります.
本学では,概ね支障がないレベルで運用できているようですが細かいトラブルは少なからず発生しております.
上記のようなトラブルを少なくするためのポイントとしては,以下のような点があります.