4月のニューズレターでお知らせしたとおり,2011年度末までに全学授業支援システムをWebCTからLMSへリニューアルします.この7月より,WebCTとLMSを並行して運用を始めます.その後,2012年3月31日にWebCTの運用を終了し,2012年度以降は,全学でLMSを利用します.
WebCT上のコンテンツをLMS上で利用される先生方には,コンテンツの移行作業をしていただく必要があります.今回は,この作業についてご案内します.また,2011年度後期からのLMS先行活用方法についてもご案内します.
全学で利用できる授業支援システムです.教材を提供したり,小テストやアンケートを実施したり,課題レポートの提出を受け付けたりといった授業での活動を,インターネットを介して行えます.
WebCT(製品名:Blackboard Learning System CE8)は,2006年度より全学で利用しているシステムです.2010年度には296科目の授業での活用がありました.このWebCTの後継システムがLMS(製品名:Blackboard Learn R9.1)です.なお,八王子キャンパスと宇都宮キャンパスで今年度から運用する教職課程履修者カルテシステムは,このLMS上で利用します.
これまでWebCTを使われなかった方も,これを機に是非ご活用ください.
移行作業の基本的な流れは次のとおりです.
上記1のLT開発室によるコピー作業では,WebCTコンテンツをLMSへ一括してコピーします.この作業は合計2回予定しています.8〜9月に実施予定の第1回目のコピー作業では,2011年度前期までのWebCT上の全てのコンテンツをLMSへコピーします.2011年度末に実施予定の第2回目のコピーでは,2011年度後期分のコンテンツをコピーします.
上記2の先生方による確認・調整作業では,LMSへコピー後のコンテンツを確認し,必要に応じてデザインや設定を調整していただきます.2011年度後期には,2012年度前期に利用するコンテンツを,2012年度前期には,2012年度後期分のコンテンツを対象に作業することとなります.また,通年あるいは通信課程の授業で利用するコンテンツは,2012年度前期分と後期分に分けて作業していただきます.以上の作業については,LT開発室がサポートいたしますのでご安心ください.
先生方による確認・調整作業の準備が整い次第,ご連絡いたします.
2011年度後期の授業において,LMSを先行活用される方は,LT開発室までご相談ください.WebCTコンテンツを移行した上で利用する場合,コンテンツの確認・調整作業が夏休み中に必要になります.
LMSをご利用いただく方には後日マニュアルを配布します.
また,教職員を対象としたLMS利用講習会を各キャンパスで開催します.初回は,夏休み中の開催を予定しております.開催日と場所については,先生方のご都合をお寄せいただいた上で,決定いたします.詳細はLTレターと帝京大学LMSサポートサイトにてご連絡します.
LMSに関する最新情報は本LMSサポートサイトにて随時提供いたします.
ご不明な点はLT開発室までお問い合わせください.