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2018.01.16

第133回LTセミナー

「授業支援ボックス活用事例 〜紙のレポートをスキャンしてLMSでフィードバック〜」

 紙で提出された答案やレポートを電子ファイルにして,LMS から学生へ返却できる「授業支援ボックス」については,本学宇都宮キャンパスで利用できることを第126回LTセミナーで紹介しました.第133回LTセミナーでは,授業支援ボックスの概要と使い方についてLT開発室から簡単に説明したのち,理工学部総合基礎の石川 朝子講師,塚原 健太 講師ならびに理工学部情報電子工学科の渡辺 博芳教授に,授業支援ボックスの活用事例についてご講演いただきました.

 石川 先生からは,「キャリアデザイン2」などの科目でワークシートに自分の現状や考えを言語化して記述する取り組みについてご講演いただきました.学生のポートフォリオとして電子的に蓄積できることにより,学生にとってはプリント類の保管や参照の困難が解消でき,過去の記録を見直しながらワークシートに記入できる点がメリットの一つであるとのことでした.

 次に塚原先生から「学校と教育の歴史」の授業において,学生の思考履歴とフィードバックを体系的に蓄積する取り組みについてご講演いただきました.LMSから見ることができるため,学生自身による提出状況と成績の確認が容易なので再提出を促しやすく,教員が学生の成長のようすを確認することも容易になったとのことでした.
続いて渡辺先生より,「情報基礎1」と「計算機アーキテクチャ」において,ワークシートに学習活動の進捗や学んだことを記入する取り組みについてご講演いただきました.学生が提出したワークシートを授業支援ボックスで取り込んでLMSから返却する方法で,学生への返却とJABEEのためのエビデンスの蓄積の2つのニーズを満たすことができたとのことでした.アンケートの結果から,学生は紙での返却を望む傾向が見られることが示されました.

 いずれの先生も,授業支援ボックスのメリットとして,学生への返却が容易である,紙で返却するのに比べて教員の時間的負荷が軽減されることと提出物の蓄積や管理に便利であることを挙げておられました.また,蓄積されたものをさらに活用する方法について検討することが今後の課題とされました.

 講演後は,記入された文字の認識率や学生の反応など,実際に導入するにあたっての疑問点や使い方などを中心に質疑応答が行われました.

   


開催報告


参加者の人数


日時 教職員 その他 合計
11/30(木) 15:00〜16:30 15名(12) 1名(1) 16名(13)

  ()内の数字はスタッフを含まない人数です.

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