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2013.03.06

第86回LTセミナー

「大学教職員のための著作権講座 〜教育現場における著作物の取り扱い〜」

 第86回セミナーでは,日本著作権教育研究会の内田弘二氏を講師にお招きし,「大学教職員のための著作権講座」と題してご講演いただきました.

 ご講演では,まず著作権の概説と,著作権で保護される対象は何か,その中で許諾なく使える対象は何かについて身近な例を挙げながら解説がありました. 次いで,eラーニングでの利用も含め,授業で提示する資料を許諾なく使えるケースかどうかの事例紹介がありました. さらに引用におけるルールを確認したのち,クリエイティブコモンズライセンスによる著作物の利用促進の取り組みについて紹介がありました.

 著作物の利用の留意点として,経済的価値への配慮が必要である点が強調されていました. 最近の法改正による変更点として,違法ダウンロードに対する罰則規定が盛り込まれたことが紹介されました. また,著作物の利用の留意点として,経済的価値への配慮が必要である点が強調されました. 著作権法第35条の学校その他の教育機関における複製に関しては,平成16年にリアルタイムで進行する対面型の遠隔授業が想定された改正が行われましたが,サーバーに蓄積して配信するタイプのeラーニングには対応していないとのことです. eラーニング等,サーバーへアップロードする行為は,複製にあたるため,パブリックドメインでない(保護の対象となる)著作物に関しては注意が必要で,これは,コンテンツへのアクセスがパスワードで保護されていても,同様です.

 また,参加者から事前に質問のあった,教材作成,引用,図書館における利用,ブログなどへの投稿について,丁寧に回答と解説をしていただきました. 全体の講演時間が若干延びたため,セミナー中には質疑応答の時間をとることができませんでしたが,セミナー終了後には,講師の先生を囲んで熱心に質疑が行われていました. 今回のセミナーは,教員だけでなく,図書館職員をはじめとして事務・技術職員,授業補助を行う学生の参加が多数あり,著作権に対する関心の高さが感じられました.

  

開催報告


参加者の人数


日時 教職員 院生・学生 合計
3/4 (月) 13:20〜15:00
31(27) 5(4) 36(31)

()内の数字はスタッフを含まない人数です.


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