Home > Activity > 研究会等報告 >日本工学教育協会第55回年次大会

2007.08.23

日本工学教育協会第55回年次大会

 2007年8月2日(木)から5日(日)に,日本工学教育協会第55回年次大会が日本大学駿河台キャンパスで開催された.

 8月3日には,文部科学省高等教育局専門教育課長藤原章夫氏,東京大学総長小宮山宏先生による特別講演があった.
  藤原氏の講演では,大学・大学院改革を全体的にレビューした後,工学教育に関連する取り組みとして(1)先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム,(2)ものづくり技術者育成支援事業,(3)産学人材育成パートナーシップ,(4)高等専門学校における教育の充実についての紹介があった.
  小宮山先生は,日本は近い将来世界の課題となるような課題をかかえており,言わば,「課題先進国」と位置づけ,課題があり,それを解決しなければならないから,技術が進歩してきたこと,また,そうした課題を抱えているのはある意味チャンスである,これからは工学の出番であると述べるなど,工学教育者にとっては元気の出る内容であった.

 オーガナイズセッション「eラーニング」において,渡辺准教授が「自己学習力を高めるオンキャンパスのeラーニング授業」というタイトルで帝京大学の実践を発表した.このセッションでは,帝京大学の発表のほか,徳島大,佐賀大,信州大,千葉工大からの発表があった.徳島大,佐賀大では,現代GPの期間が終了した後も,いろいろな工夫で実践を継続しているようである.千葉工大は,企業との連携で,ネットワーク技術者を育てるリモートラボを構築し,eラーニングで活用している.信州大では,インターネット大学院での学生のサポートについて,これまでの実績を基に新たな取り組みをはじめている.


報告者:渡辺博芳