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2014.08.27

情報処理学会情報教育シンポジウムSSS2014

情報教育シンポジウムSSS2014は2014年8月24日〜26日に リゾートホテル オリビアン小豆島で開催された.SSS2014は情報処理学会コンピュータと教育研究会と教育学習支援情報システム研究会の共同開催による「情報教育」と「教育の情報化」をテーマとしたシンポジウムである.

招待講演は2件で,香川大学の村井 礼先生から「四国における大学連携eラーニング事業の紹介」,有限会社 電マークの中野裕介氏から「メディアアートの風が呼ぶ、テクノロジーと地域振興」の講演があった.その他,実践論文4件,提案論文6件,実践ショート8件,提案ショート6件,デモ・ポスター18件,特別セッション1件であった.

全体としては情報教育に関する発表やディスカッションが多かったが,京都大学の梶田先生から,文部科学省委託事業の「コミュニティで紡ぐ次世代大学 ICT環境としてのアカデミッククラウド」に関する調査研究について報告があった.合計593校の高等教育機関からのアンケート調査結果をまとめたもので,これによると,LMSの全学導入をしている機関は40%,eポートフォリオシステムの全学導入をしている機関は16.6%で,米国からは10年程度遅れている状況ではあるものの,普及期に入っているということであった.システムのクラウド化,BYOD戦略についても全体としてはあまり進んではいないようである.

次回の情報教育シンポジウムSSS2015は,2015年8月17日〜19日に,島根県境港市で開催される.教育学習支援情報システム研究会関連の発表が増加することが期待される.


報告者:渡辺博芳,高井久美子