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2011.12.14

情報処理学会第6回教育学習支援情報システム研究会

情報処理学会教育学習支援情報システム(CLE)研究会の第6回研究会が,2011年12月 1日(木)〜12月2日(金)に福井市のAOSSA(アオッサ)において,「学習履歴データの利用および一般」というテーマで開催され,約30名の参加者があった.研究会後に「学習科学におけるLearning Analyticsアプローチ〜学習履歴データから学習モデルを構築する〜」をテーマとするシンポジウムも開催された.

今回の研究会では,学習者が計算をするときの集中状況を瞳孔反応によって検出しようとする試み,理解度を確認するテストにおける学習者の誤りのパターンを可視化しようとする試み,全学の学習支援システムからのログを収集しアクセスパターンを対話的に解析し可視化するシステムなど,研究会のテーマとなる「学習履歴データの利用」に関する講演があった.また,クラウド基盤ソフトKumoiを用いたコース管理システムのクラウド化に関する講演,Sakai CLEの現状と課題に関する講演のほか,eポートフォリオに関する4件の講演があった.

シンポジウムの静岡大学大島純一先生による基調講演は,学習科学における獲得メタファ,参加メタファ,知識創造メタファについて概観し,協調学習での対話記録をネットワーク分析する試みを紹介する非常に興味深い講演であった.

次回のCLE研究会は2012年5月25日(金)〜26日(土)に,関西学院大学において開催される予定である.


報告者:渡辺博芳