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2010.12.24

情報処理学会第3回教育学習支援情報システム研究会

情報処理学会教育学習支援情報システム研究会(通称CLE研究会)の第3回研究会は12月9日(木)10:00〜17:30に京都大学学術情報メディアセンター南館202会議室において「教科書コンテンツの開発と授業のコンテンツ化」というテーマで開催された.10件の発表があり,50名程度の参加があった.

熊本大学永井先生の研究では講義を固定カメラでハイビジョン撮影し,そこから必要な部分を自動的に切り出すシステムを,鳥取熊本間で遠隔運用した実績について報告があった.講義の自動撮影方法として注目される. 千葉工大の仲林先生からは,プロジェクトXなどのビデオを用いた「情報と職業」という教職課程科目の授業実践について詳細に報告された.これは本学の特別講義「情報システムの実例」の授業設計に役立つ内容であった. 法政大学の常磐先生からは大学における教育学習支援の情報システムの構築についての知識体系化の提案があった. 関西大学の本村先生からは,卒業論文制作の支援に関連するシステムについての報告があった.現在,関西大学では,1年次から卒業論文に関するゼミを開始し,4年次に総まとめとして卒業論文を完成させるような制度にしている.その際の特にテクニカルライティングに関して,卒論ラボ(文章指導を行う学内施設),卒論スケール (質保証のための評価規準),卒論カード (気づきを促すウェブ環境)を整備しており,今回の報告は卒論カードの実装についてであった.

次回の第4回研究会は5月に長岡科学技術大学で開催,次々回となる第5回研究会は帝京大学宇都宮キャンパスで開催する予定である.


報告者:渡辺博芳,古川文人