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2006.12.18

情報処理学会第4回CMS研究会

情報処理学会教育学習支援情報システム研究グループの第4回研究会(略称:CMS研究会)は2006年12月17日から18日に熊本大学工学部百周年記念館において開催された.

今回の研究会では,18件の発表があった. その中で,Moodleの日本語化を担当されている吉田氏の発表では翻訳のテクニックについての興味深い話に加えて,吉田氏の地道な活動にあらためて感心させられた.心から敬意を表したい.また,日本福祉大学のSNSを活用して学生のコミュニティを活性化させる試み,日本女子大学のeポートフォリオの活用,熊本大学のポータルサイトの構築等,CMS以外の学習支援情報システムの活用が進められている.それらの実践や研究において,それぞれ,オープンソースのシステムを活用しているようである.

招待講演では, 国立情報学研究所の高野明彦氏が「情報を発想力に変える連想技術」というタイトルでお話をされた.高野氏らが開発したGETAは,「ある文書内に含まれる単語」と「ある単語を含む文書の集合」の両方の視点から連想計算を行うエンジンであり,様々なサイトで採用されている.教育学習支援分野においても,非常に価値の高い技術であると思った.今後の活用が期待される.

次回の研究会は2007年4月に大阪大学で開催される.


報告者:渡辺博芳