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2006.05.22

情報処理学会第2回CMS研究会

情報処理学会教育学習支援情報システム研究グループによる第2回CMS研究会が5月19日(金)に名古屋大学で開催された.76名の参加者があった. 本学からは,渡辺博芳助教授が「大学の教育基盤としてのCMSと個別の学習支援システムをどう連携するか?」について発表を行った. 本研究会のプログラムについてはCMS研究会ウェブサイトを参照されたい.

帝塚山大学の中島先生は,10年にわたって実践しているeラーニングシステムTISEをデモンストレーションされ,eラーニングに対応するeティーチングの重要性を主張されていた.
eティーチングは,教員の視点に立って教員が効率的にかつ快適にティーチングができるようにすることであり,「eティーチングは支援サービスである」とのことである.LT開発室の役割はここにあると考えられる.

三重大学Moodleの運用が今年4月から開始され,多くの教員,学生が利用し始めているようである.ご発表の中で,奥村先生は三重大学のe-Learningは,「遠隔講義ではない」,「教材配布やレポート提出を簡単・確実に」,「コミュニケーションツールとして活用」,「学習記録をポートフォリオとして活用」とした位置付けをされていた.まず,このようなところから開始するのは,良いアプローチであると思われる.

熊本大学では,今年からCASの技術を使って,全学統合認証システムを稼動し,WebCT,キャンパスポータル,CALLシステム,教務システムを連携させている.本学においても,このような複数のシステムが連携可能な情報基盤整備が非常に重要にであると考えられる.

ULANプロジェクト関連の発表が3件あった.ULANプロジェクト,ユビキタス環境下でのコンテキストアウェアな次世代のCMSの開発を研究している.

第3回CMS研究会は9月15日に京都大学で開催される.


報告者:渡辺 博芳