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2005.06.20

NIME平成17年度第4回R&D研究会

2005年6月16日に,メディア教育開発センター(NIME)において,「オープンコースウェア(OCW)の人類への貢献」と題する公開研究会が開催された. マサチューセッツ工科大学(MIT) の宮川繁教授より,MITにおけるオープンコースウェアのビジョン,実装方法と結果を中心に講演があった.

「MITとしてのeラーニングビジネス戦略を検討するための委員会で,最終的にとった戦略がオープンコースウェアだった」ということである.ビジネスではなく,オープンコースウェアという戦略をとったのは,(1)妥当なビジネスモデルが見つからなかったこと,(2)コース教材を売るという行為が,純粋に自分の授業を改善するために教材を公開している教員たちの価値観に反することが大きな理由だそうである.

OCWで公開されている教材は,非営利であればだれでも自由に利用できる.「教材の著作権はそれを作った教員にあること」を大学として明確にしており,教員に「OCWに載せる許可」(CeativeCommonsのライセンス)にサインしてもらう.コース教材の作成や著作権のクリアは,OCWの組織(15名)が担当している.

eラーニングや著作権に関する大学としての戦略の明確化の必要性を感じた.


もう少し詳細なメモ(学内限定)

報告者:渡辺博芳